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早春の山菜として、県内で出まわりはじめる「ひろっこ」をいただきました。
ひろっこは、雪溶け後一番最初に出てくる山菜で、アサツキの若芽のことです。
お隣の秋田県では、雪の下から掘り出すので、黄白色の白っぽく、曲がっている細身のものが好まれるそうです。
山形県や岩手県、福島県でも食されていますが、陽にあてて青くしたものなど、その形態は地域によって違っています。
名称も「ひろっこ」「きもど」「しらひげ」など様々ですが、八幡平市は「ひろっこ」。その語源は秋田にありそうですね。
また、雪融け後に県内各地で天然のひろっこを穫って食する地域も多く、ひろっこ穫りという春の楽しみにもなっています。
さっとゆでて、酢味噌あえにしたり、天ぷらにしていただくのが一般的のようです。
※採る際は水仙と似ているので間違わないようにご注意ください。