地元グルメで地域交流【レポ】

 皆様、「味噌つけたんぽ」をご存知でしょうか?
秋田県の県境に位置する、八幡平市の田山地区で昔から食べられてきた郷土料理です。


今回は移住者のために地元のお母さんが作り方を教えてくれるということで習いに行ってきました。

今回お邪魔したのはりんどう農家の工藤さんのお宅です。

ちょっとお茶っこをしながら世間話をしているうちにおかあさんが下準備をしてくれました。


まずは炊いたご飯を「半殺し」にします。

半殺しと聞くと物騒に聞こえますが、ご飯の粒が少し残るくらい潰すことを「半殺し」というのだそう。

半殺しにしたご飯を丸めて分けます。


専用の木の棒の中央に、均一になるように先ほど丸めたものを握って付けていきます。



ここで握りすぎるとせっかくの半殺しにしたご飯粒が潰れてしまうので握りすぎないようにやさしく、均一にのばしていくのがコツでした。


握りつけたら一度焼きます。

伝統の作り方では炭火で焼くのが一番ですが今回は270度のオーブンで10分ほど焼きました。
表面がカピっとなるまで焼くと艶がでてきます。


一度焼いたたんぽに、胡桃味噌を塗ります。


胡桃味噌がこんがりと、焼き色がつくまで焼いて完成です。



香ばしくて甘じょっぱい味噌つけたんぽが出来上がりました!!
焼きたては思っていた以上に柔らかくてふんわりとしていました。


作りながら地名の由来をきいたり、りんどう生産について教えていただいたり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。


お土産には見事なフリージアをたくさんいただいてしまいました。

工藤英雄さん、光子さん、佳輝さんありがとうございました。