先日、八幡平市も梅雨入りし、この先は曇りや雨の日が多くなると思われます。そうしたなか、梅雨入り間近の初夏の安比高原を散策してきました。
岩手県八幡平市の安比高原といえば、冬のアクティビティで訪れるイメージが強いかもしれませんが、今回は爽やかな初夏のようすをご紹介します。
「ぶなの駅」の駅前にある「中のまきば」では今年も馬の放牧が始まりました🐎
☝「ぶなの駅」とは「中のまきば」と「ブナ二次林」の間にある駐車場(30台分)やトイレ等がある無料の休憩施設です。
2022年6月8日の取材時のようすです。
1~12歳の北海道和種馬5頭が放牧されています。
新緑に映えるレンゲツツジのオレンジ色が鮮やかです!
👤「ぶなの駅」管理人のおはなし
「現在は馬5頭を放牧していますが、昔は100頭以上の牛馬を放牧していました。まきばには馬が食べない草もあるので、人の手での草刈りは欠かせません。今年の放牧は6月5日から10月頃まで続きますが、8月頃には「アカウシアブ」※などの吸血する虫たちから馬を守るために一時的に放牧しない時期もあるので、虫の少ない今の時期は馬を見るのにおススメです!」
※アカウシアブ:牛や馬にまとわりついて血を吸う大きいアブ。見た目はスズメバチに少し似ている🐝
レンゲツツジの香りを確認する馬♪
こまめな水分補給も忘れずに!
馬の放牧を見たあとは、まきば近くの散策路から“森林浴の森100選”に選ばれている「安比高原ブナ二次林」まで足を延ばし(約930m)、ブナ達が息づく林で「ブナ浴」という至福の時を楽しみました!
今回は初夏の風景をご紹介しましたが、これから見られる季節ごとの風景や自然散策がとても楽しみです!
馬たちがまきばでのんびり過ごすようすを眺めたり、ブナ二次林で爽快な気分を味わいながら梅雨明けを待ってみてはいかがでしょうか。
場所はこちら☟