出典：八幡平市商工会青年部 Little Bee of Hachimantai
９月２３日（金・祝）に八幡平市大更の「八幡平市総合運動公園」にて行われた
リトルビーオブハチマンタイ〜わくわくおしごとたんけん広場〜に参加してきた様子をお伝えしたいと思います。
リトルビーオブハチマンタイ〜わくわくおしごとたんけん広場〜とは？
八幡平市商工会青年部が中心となって開催する小中学生を対象としたこども向け職業体験事業。
今回は八幡平市を中心に盛岡広域の企業が参加、屋内会場1４組と屋外会場9組の23団体が参加していました。
出展企業
・たのしいまち研究所（デザイナーのお仕事）
・メナードフェイシャルサロン大更（ハンドマッサージ＆メイク体験）
・８ackathon（マインクラフトを用いたプログラミング体験）
・（株）岩手銀行平館支店（銀行のお仕事）
・盛岡信用金庫西根支店（金融関係のお仕事体験）
・The BLURRED PHOTO（八幡平キッズフォトハント）
・Aqush（株）（NASAゲーム）
・めんこいテレビ（アナウンサーのお仕事体験）
・たぐさん（イラストレーターのお仕事体験）
・葛巻舞香（モデルのお仕事体験）
・ダイニングバー響（バーテンダーのお仕事）
・小林生花店（お花屋さんのお仕事体験）
・（有）紫波印刷（缶バッジづくり体験）
・荒沢運送（有）（運送のお仕事体験）
・八幡平消防署（放水体験）
・（株）遠忠（高所作業者乗車体験）
・（株）高福組（建設＆除雪重機乗車体験）
・岩手県北自動車（株）（運転士＆バスガイドのお仕事体験）
・（株）プリサポート（ドローン操作体験）
屋内会場の様子
会場には市内外から集まった親子連れで賑わい、こども達が目を輝かせながら走り回っていました。
今年は待望の３年ぶりに開催。
事前申し込みすると抽選で、人気イラストレーターたぐさんに似顔絵を描いてもらえたり、屋台で使えるお食事券をもらえたみたいです。
写真はイラストレーターたぐさんの似顔絵コーナーで似顔絵を描いてもらえたラッキーガール。
せっかくなので私もこども達を連れて楽しませてもらいました！
事前申し込みをしていなかった家庭も当日受付をして、資料一式とお好きなドリンクをもらうことができました。
会場に入るとスタンプラリーの用紙を渡され、混雑状況を見極めながら、自由に回ることができました。
スタンプラリーで３個スタンプを集める毎に射的や糸引き（当たればお菓子特大パック）に参加する権利が得られるとあり、早くミニゲームをやりたくて空いてるところを目掛けてまわるこども達もいました。
学校以外の場所で会えたということもあって、こども達は友達を見つけては大はしゃぎ。
そして違う学区のこども達ともお仕事体験を通して交流することができ、友達が増えたようです。
こどもが体験している間、後ろで見守りながら親同士も交流することができ、いい機会でした。
出展していた企業を一部紹介します。
葛巻舞香さん✖️GEOCOLOR八幡平地熱蒸気染色のモデル体験コーナー
モデルの舞香さんから直々に、立ち方やウォーキングを習ってモデルのお仕事を体験しました。
八幡平市が世界に誇る染色技法、「八幡平地熱蒸気染め」のスカーフや服を選ばせてもらった後、姿見の前でスタイリングしてもらい、気分はすっかりモデル。ランウェイを音楽に合わせて歩く姿やポージングからは緊張感が伝わって来ました。
シェイカー、バースプーンの持ち方や使い方を細かく教えてもらい、カシスオレンジ（ノンアルコールカクテル）を作ってみました。初めて作ったカクテルはお母さん達にサプライズプレゼント。
こども達も飲んでみたら、ちょっと大人の味だったそうです。
その後、小笠原さんの華麗なフレアバーテンディング（酒瓶やシェイカーを投げたり回したりする曲芸的なパフォーマンス）を披露。
体験していたこども達に留まらず、周りで見ていた人達からも拍手が沸きました。
★NASAゲームとは★
コンセンサスゲーム（ビジネスマンに必要とされている関係者との合意を得る力、コミュニケーションスキルやチームビルディング力などが身につくと言われているゲーム ）の一種です。
不時着した宇宙船を舞台に、母船へ戻るために必要なアイテムをチームで話し合いながら順位づけていくゲームです。
説明を受けながらみんなそれぞれ考え、チームで答えを出す本格的なビジネスゲームに真剣に取り組んでいました。
たのしいまち研究所のデザイナー体験コーナー
開場してすぐに予約満員になってしまった大人気のデザイナー体験。デザインの基礎となる依頼主と利用者の希望を叶えるということを目標に、パソコンを使って20分でチラシをデザインするという大人でも難しそうな内容でしたが、参加したこどもたちは目をキラキラさせながら集中して作り上げていました！20分という時間はあっという間で、こども達からは「もっとやりたい！」という感想がたくさん寄せられたそうです。
屋外会場の様子
安全ベルトを身につけてイキイキと足場までよじ登る子もいれば、慎重に足場を確認しながらあがる子もいました。ゆっくりと地上約20mの世界に上がって行くと歓声が上がりました。オペレーターさんから操作方法を習いながら足場を左右に移動させたり、滅多にできない体験に怖がる親達とは対照的に大はしゃぎのこども達でした。
（株）高福組の建設＆除雪重機乗車体験コーナー
パワーショベルのアームの使い方を教えてもらいながら砂利を掘る体験ができるコーナー。操縦桿はこども達の手には大きくて、思ったようには動かせず、何度かやり直してやっと砂利を掬い上げることができました。工事現場や除雪作業で自分の手のように操作する熟練の技の凄さを改めて感じた体験でした。難しかったけど諦めずに頑張っていましたね。
（株）プリサポートのドローン操作体験コーナー
いろんな種類のドローンが並んでいました。近くでみると意外と大きくて、プロペラの音と風圧に驚くこども達も多かったようです。オペレーターさんが横について操縦を教えながら一緒に飛ばしていました。空高く上がっていくドローンを見失わないように真剣な眼差しで確認しながら手元のコントローラーで操作するのは慣れるまで大変そうでしたが、楽しそうに操作していました。
今回は紹介しきれませんでしたが、それぞれの仕事をこどもにもわかりやすく体験きるように考えられていて、どれも楽しそうでした。
参加したお母さん達からは、
「まるでKidZaniaみたい。しかも全部無料なところが、すごい！！」
とこどもだけではなく大人達も楽しんでいる様子が伺えて、とてもいいイベントでした。
