岩手県北バスに乗って、八幡平市から盛岡市へ行ってみた!🚌

先日、盛岡市中心部で行われる会議へ出席するため、岩手県北バスに乗って、新しい「盛岡バスセンター」まで行ってみましたので、その時のようすをお伝えします!

2022年2月にサービスが開始した地域連携ICカードiGUCA」(イグカ)も用意。

岩手の方言「いぐ(行ぐ)」とICカードを組み合わせた名称

普段は車での移動が多く、路線バスに乗るのは八幡平市に移住してから初めてということもあり少し緊張しているところにバスが到着!

JR花輪線大更駅前から乗車しました。バス停名は「大更駅前」です。

乗車してからは、普段気付かなかった場所や事柄に意識が向き、とても新鮮な体験が出来ました。自分で車を運転するときとは違うルートを
走行したり、気が付かなかった場所にお店見つけたり、バスからの風景を見ながらあっという間の1時間でした。

2022年10月4日に開業した新しい「盛岡バスセンター」は、複数の店舗やホテルなどが入り、新たな拠点として賑わっているという情報を受け、行ってみました!
※八幡平市(大更駅前)から盛岡バスセンターまでの所要時間は約1時間、運賃は大人片道750円。

大きな窓ガラスが目を引く外観🏢

老朽化のため解体され、新たにホテルやスパ、フードホール、子育て支援センターなどが入る複合施設として生まれ変わり、大勢の人で賑わっていました!
これまでの移住相談の際、関東方面から盛岡駅まで新幹線に乗車し、盛岡駅から八幡平市への移動手段として、レンタカーをおすすめすることが多かったのですが、ほぼ同じ所要時間ならバスもおすすめですね。
また、ペーパードライバーの方が移住し、市内の運転には慣れてきたけど盛岡駅まで車で行くのは少し不安という場合でも、気軽に八幡平市(一部地区除く)から盛岡駅方面へバスで移動できるのは心強いですね。さっそく、今後の移住相談にも活かしたいです!

なお、八幡平リゾートパノラマスキー場(八幡平マウンテンホテル)、松川温泉等の宿泊施設前にバス停があるのも魅力的です。

バスのほか、2021年に全線開通90周年を迎えたJR花輪線に乗り、車窓からの風景を眺めながら八幡平市へ移動するという選択肢もありますね!
※JR花輪線での盛岡駅~大更駅の所要時間は約40分、運賃は大人片道870円。

県産木材を使用して作られた1階待合室のテーブルセットはとってもユニークなデザイン!

1階東棟のマルシェコーナーに入った瞬間、食欲をそそる香りに包まれました🍔



2階西棟の子育て支援センター「あそびの広場」は、就学前のこどもとその保護者を対象にした親子で自由に使える屋内の遊び場です。子育てに関する悩み相談や子育て情報の提供なども行っているほか、ベビーカー置き場や授乳室、おむつ替えコーナーもありました。また無料・予約なしで利用でき、子育て中の親同士で情報交換もできるということで、とても賑わっていました。バスの待ち時間も楽しく過ごせそうですね!
なお、同じ2階の東棟にはフードホールもあります。


昔使用していた看板が各所にレイアウトされています。レトロな雰囲気がオシャレ


3階には、グラミー賞に計14度ノミネートされ、今も現役で演奏活動を続けるNY在住のジャズピアニスト、穐吉(あきよし)敏子氏のJAZZミュージアム併設のカフェバー「Cafe Bar West38」がありました。奥のラウンジでは、定期的に生ライブが開催されるようです♪


八幡平市で暮らしてみると、普段の移動手段はほぼ車で、一人一台、車を持っている方が多いようです。家賃や駐車場代は首都圏に比べると安いですが、実際に車を持ってみると、ガソリン代や冬用タイヤ、車検代・保険料などの維持費がそれなりにかかることがわかりました。


いよいよ雪のシーズン到来。積雪や路面凍結が発生するため、冬用タイヤは必要不可欠で、「タイヤ交換した?」という会話があちこちで聞こえてくるのも冬の風物詩です。
車の運転自体に慣れていないと、雪道での運転に慣れるまでには時間がかかりそうですが、いつも以上に慎重に運転しつつ、路線バスやコミュニティバス、鉄道での移動をうまく取り入れながら暮らしたいです。