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「水車のある景色」に心惹かれる方も多いのではないでしょうか。
私も車で頻繁に水車の近くを通るので、のどかな風景に癒されています。
八幡平市松尾寄木にある「明治百年記念公園小水力発電所」では、農業用水路から発電用の導水路を引き、その水を利用して発電を行っています。冬季間は凍結による破損防止のために運転を休止していましたが、2023年4月19日から運転を再開しました。
八幡平市は地熱発電や水力発電の再生可能エネルギーの供給地でもあり、地球環境の保全という観点から再生可能エネルギー等の調査検討や地球温暖化対策に取組んでいます。
こうした取組みも自然環境に恵まれた八幡平市ならではの魅力ですね!
水車脇の電光掲示板に発電量が表示されています。
この水車は、昔から使用されてきた下掛け水車に最新技術を加えたものです。水路の落差を利用し、水を水車の羽根で受け、水車を毎分4.5回転、発電機を毎分1,000回転させることにより、一般家庭約14世帯分の電力消費量に相当する電力を発電することができます。
岩手山に向かって少し歩くと「妻の神広場キャンプ場」があります🏕
松尾鉱山資料館で屋外展示されている電気機関車🚃
松尾鉱山資料館にある「松尾鉱山鉄道あとMAP」によると、現在「明治百年記念公園」がある場所にもかつて線路が敷かれていたようです🛤
遊歩道は広々としていてなだらかなので、東洋一の硫黄鉱山と呼ばれた「松尾鉱山」の栄えた街並みを思い浮かべながら気軽に松尾鉱山鉄道の廃線跡をたどってみてはいかがでしょうか。
松尾鉱山鉄道の廃線跡に作られた遊歩道🛤
水車は11月頃まで運転しているようです。
昔ながらのゆったりとした水車のイメージとは音も動きも違いますが、発電する水車のようすや間近に見える岩手山を眺めながら明治百年記念公園の遊歩道を歩いてみるのもよいですね♪
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