地域とのさまざまな関わり方があるなかで、現地からの情報を得たいと思っている方たちに向けて、八幡平市で精力的に活動しているゲストスピーカーとともに現在の取り組みや今後の挑戦について探求していく座談会を開催しています。
会場とオンラインで同時開催し、会場7名、オンライン9名 計16名の方が参加しました。
【ゲストスピーカー】ジオファーム八幡平 船橋慶延さん
1982年生まれ。大阪府出身。
馬×地熱(地域資源)をベースとしたサスティナブルな農場を目指し2015年1月に設立した「ジオファーム八幡平」は、雄大な岩手山の麓、東北自動車道の岩手山サービスエリア(下り)のすぐ裏、八幡平南温泉「旭日之湯」に隣接した農場です🐎
引退した競走馬たちがその後も多様な環境で活躍できるような仕組みづくりを模索し、古来より有用な肥料であるとされる「馬厩肥(ばきゅうひ)・馬ふん堆肥」生産や、歴史的にも馬とのつながりが深いマッシュルームの生産を主軸としています。
船橋さんから会場の参加者に「八幡平マッシュルーム」の差し入れを頂きました✨
八幡平市の紹介につづき、船橋さんからはマッシュルームの伝統的な栽培方法や「ジオファーム八幡平」で過ごす現役競走馬のメンタルの変化のようす、マッシュルームの購入を通じた引退馬支援の方法として「ウマッシュコイン」の紹介がありました。
質疑応答では参加者から『これからの挑戦』、『八幡平市の仕事』について質問がありました。
船橋さんは「マッシュルームの生産量をもっと増やしてアジア圏など海外でも「八幡平マッシュルーム」、「ジオファーム八幡平」を売り出していきたいです!」と今後の意気込みを語りました。
また『八幡平市の仕事』としてシゴトバクラシバいわての紹介や現在募集中の地域おこし協力隊の活動内容についてPRしました。
≪イベント後半に行われた懇親会のようす≫
八幡平市の特産品を中心とした懇親会のメニュー🍴
今回のテーマでもある「八幡平マッシュルーム」がふんだんに使われています🍳
船橋さんの言葉に熱心に耳を傾ける参加者
存在感抜群のジャンボ椎茸
目の前の鉄板で焼かれる八幡平牛ステーキ
味もインパクトも抜群の八幡平牛ローストビーフ
焼けた味噌が香ばしいオール八幡平の焼きおにぎり🌾
2012年に八幡平市に移住し、マッシュルーム栽培を行うことは想像もしていなかったという船橋さん。自らの取り組みを知ってもらうために積極的に広報活動を続けながら競走馬のトレーニングや馬運車の運転、競馬場の行き来など多忙で充実した日々のようすが語られ、参加者のみなさんも驚きながら真剣に聞き入っていました。
「ふだんの暮らし」にフォーカスした岩手県の移住ビジュアルブック「&iwate」の県央エリアの紹介ページに、船橋さんのインタビュー記事が掲載されていますので、ぜひご覧ください!