仕事終わりのソロキャンプ~キャンプ場から出勤⛺【レポ】

自然を満喫できるキャンプ場が充実している八幡平市。
そして、キャンプ場の近くには温泉があり、大自然の癒しをセットで楽しめるのも魅力です。
近頃は一人で楽しむ「ソロキャンプ」が【2020ユーキャン新語・流行語大賞】でトップ10入りするなど、テレビやSNSなどでも話題になっていますね。

そうした話題になる前からソロキャンプを満喫している男性が、平日、仕事を終えてから翌朝出勤するまでの間にソロキャンプを楽しむようすをご紹介します!

今回密着したのは八幡平市に勤務するAさん

キャンプ歴は40年以上、2022年の冬に雪道運転講習の講師をしていただきました!記事はコチラ


1日目:職場➡温泉➡キャンプ場

仕事を終え、買い物を済ませて温泉に入ってから八幡平市松尾寄木の「妻の神(さいのかみ)広場キャンプ場」へ向かいます。


Aさんのお気に入りのキャンプ場のひとつで、これまで何度も訪れているという「妻の神広場キャンプ場」🏕
フリーサイトのほか、車で乗り入れ可能なオートサイト、焚火ができるファイヤーサークル、開放的な散策路などがあります。
目の前には岩手山、すぐそばを清流・松川が流れ、車で5~15分走れば日帰り入浴可能な温泉施設が複数あるという立地は、自然豊かな八幡平市ならではの環境ですね!



管理棟の受付に管理人が不在の場合は、料金箱へ協力金を投入します。料金箱の隣には旅番組の撮影で訪れた芸能人のサインが飾ってありました✍

近隣の温泉施設の入浴割引券も置いてありました♨

岩手山を眺めながら石の階段を登った先には…

せせらぎの音が心地よい松川。河原に降りて水遊びもできるようです🏄

川沿いという立地を活かし、このエリアにテントを張る利用者も多いようです。

今回は、スペースを広々と使えて、好きな場所にテントを張ることができるフリーサイトを利用しました。

目の前に岩手山がドーンと見える場所にテントを張りました⛰

日が暮れる前に夕飯の準備をしています🍳

【簡単キャンプ飯】ジャーマンポテト🥔

おいしいキャンプ飯を振舞っていただき、うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが、ジャーマンポテトの他にサラダ、スープ、カレーライス(温泉卵付き)がテーブルに並びました🍽
「洗い物やゴミが増えないように工夫しながらご飯を作るのもキャンプを楽しむコツです」とのこと。今回のように、キャンプ場の多くは炊事場でお湯が使えなかったり、ゴミを持ち帰ったりするようですが、片づけのことも考えてしっかりと準備をしていました。


川のせせらぎの音と徐々に日が暮れるようすを眺めながら味わう夕食は格別でした😊
「こうして外でご飯を作って食べたり飲んだりするだけでも、充分非日常を味わえるのがキャンプの楽しみでもあります。夏はビール、秋はホットワインを作って飲むのが最高です!妻をキャンプに誘っても断られるけど、快く送り出してくれます」。

この日のキャンプ場は、少し離れた場所でソロキャンプを含む数組の利用者がそれぞれの時間を楽しんでいて、とても穏やかな雰囲気でした。週末は賑やかなキャンプ場ですが、自分だけの時間を楽しむソロキャンプは平日がおススメのようです。

日が暮れるにつれ、ランタンの明かりが幻想的な雰囲気になりました。大活躍のランタンは、Aさんがキャンプを始めたころから数十年間愛用しているというキャンプのお供。

キャンプを始めたきっかけを伺うと、「昔からスキーが趣味で、若い頃は各地のスキー場の近くに数日間滞在するときの宿泊費を抑えるために、テントを張って簡単な料理を作って過ごしていました。当時、キャンプは目的ではなく旅の手段という感じでしたね。それから子供を連れてキャンプに行ったりもしました。そして今はほぼソロキャンプです」とのこと。「始めた」というより「気付いたらキャンプをしていた」というとても自然な流れだったようです。


炊事場周辺はきれいに掃除されており、快適に食事の片づけができました。


Aさんのテントは一人でも簡単に張ることが出来るのだそう⛺
「キャンプ用品は車と同じで、上を見れば切りが無いし、選び方は人それぞれ。昔と違い、今は専門のメーカーじゃなくても良い物を割と安く買うことができます。あえて不便な環境を楽しむのもキャンプの醍醐味なので、これからキャンプを始めるなら、自分に合う物を少しづつ揃えるのが良いと思います」。

今日はありがとうございました!おやすみなさい。また明日✋

2日目:キャンプ場→職場

翌朝キャンプ場へ行くと、テントを片づけて朝食を済ませたAさんがコーヒーを淹れてくれました☕

キャンプ場で迎える朝☼

ゆっくりと過ごす朝のひととき✨


キャンプ場内は芝生や炊事場、トイレ等の管理が行き届いているので、気持ちよく朝の散歩をすることができました👟

朝の準備を終え、職場へ向かいます。キャンプ場から職場までは車で約15分。


私には未知の世界だった平日のソロキャンプ。
夕暮れを眺めながら外で食べるご飯や、朝日を浴びながら飲むコーヒーなど、常に大自然と一体化するような感覚のなかで非日常を味わう楽しさを教えていただきました。
天気予報をみながら、思い立ったときに気軽に行くことができ、自分のペースで好きなことをするソロキャンプの魅力に触れて実感する地域の良さ。
わざわざ遠くへ行かなくても、いつもと少し違う場所で、少し違う体験をすることで、いつもと違った景色を楽しむことができるのもうれしいポイントです!

場所はコチラ☟

【予約先】

同キャンプ場
[ TEL 0195-78-2496 ] ※ 予約時間 9:00~17:00
●アクセス
松尾八幡平I.Cから県道45・23号で八幡平温泉郷方面へ約10km
●開設期間・休業日
4月下旬・GW~10月 期間中無休
●主な施設
オートキャンプ、水洗トイレ、炊事場、ファイヤーサークル
●サイト数・施設
オートキャンプ7区画(芝生)
テント専用50張(芝生・デッキ付10)
施設使用料金
大人300円・小人200円、オートキャンプ1区画1泊1,000円
テント専用1張1泊500円