地域の可能性を探る「ローカルコネクト」
都市部と地方におけるさまざまな関わり方があるなかで、現地からの情報を得たいと思っている方々へ向けて、八幡平市で精力的に活動しているゲストスピーカーとともに現在の取り組みや八幡平暮らしを探求していくイベントを開催しています。
今回は、2023年11月26日(日)に日本橋CONNECT(東京都中央区)で開催した「ローカルコネクト岩手県八幡平市”匠の技と味覚を楽しむランチ会”」のようすをご紹介します。
【ゲストスピーカー】安比塗漆器工房 永井香苗子さん
1984年生まれ。横浜市出身。東京の刷毛メーカー勤務時に、日本の職人を支える道具を通じて、工芸品に関心を持ち始め、夫が漆掻き職人になるのをきっかけに岩手に移住。現在は安比塗漆器工房の販売員として漆器の魅力を伝えています。
質疑応答では、「安比塗漆器のデザイン」「漆かぶれ」など漆や漆器にまつわる質問が多く寄せられました。参加者が知りたい情報に対し、伝統工芸に携わる永井さんが更に話題を掘り下げ、皆さんが熱心に耳を傾けているようすから、漆文化や安比塗漆器への関心の高さがうかがえました。
≪イベント後半に行われたランチ懇親会のようす≫
<当日のメニュー>
・八幡平サーモンの鉄板焼きと季節の野菜を添えて
・八幡平サーモンの鉄板焼きと季節の野菜を添えて
・八幡平温泉バジルとクリームチーズ、八幡平バイオレットのクラッカー
・安比まいたけの炊き込みご飯
・季節野菜の粕汁
・八幡平マッシュルームとほうれん草のサラダ
・安比まいたけの炊き込みご飯
・季節野菜の粕汁
・八幡平マッシュルームとほうれん草のサラダ
リラックスした雰囲気のなか、安比塗漆器の美しい形やふっくらとした質感に触れながらご当地食材を堪能!
八幡平市出身者やゆかりのある方のほか、漆器や地方の暮らしに興味がある方も参加しており、地元ならではの思い出話や漆や漆器にまつわる質問等で交流を深めました。
参加者からは「次回も楽しみにしています!」「出身地の伝統工芸品を詳しく知ることができて良かった!」といったありがたいお声をいただきました。
今後も八幡平市の特色を活かしたイベントを企画し、地域との関わりを深めていきたいと思います。
なお、「広報はちまんたい」令和5年10月号に「安比塗、四十年の先へ。」と題して安比漆工技術研究センターの特集記事が掲載されましたので、ぜひご覧ください。